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在りし日のノグチ・ルームにおける交流

在りし日のノグチ・ルームにおける交流
第1週でも見ましたように、谷口とノグチは福澤諭吉の精神を継承して、戦後のキャンパスに学生や教員、さまざまな人々が集い、対話する、新しい「萬來舎」となる空間を構想しました。

1964年からは第二研究室に慶應義塾国際センターが置かれ、ノグチ・ルームは海外からの留学生の活動の場ともなりました。

香港 香港中文大学交流セミナー(学生来塾)、1980年5月22日~6月3日(撮影:畔田藤治)

イサム・ノグチ来塾 イサム・ノグチ来塾、1967年6月27日

留学生たちのための茶道や着付教室の講習会などにも利用されていたそうです。1967年にはノグチが再び慶應義塾を訪れ、永沢邦男塾長らとリラックスして談笑する様子も写真に残されています。

シラク大統領 ジャック・シラク フランス共和国大統領 名誉博士称号授与式、1996年11月18日、(撮影:畔田藤治)

また教育に関する国際的なディスカッションの場や、各国の要人が来塾した際のもてなしの場としても使われるなど、交流の場として広く利用されていました。

日米ディスカッション 日米高等教育ディスカッション 、1989年7月6日、(撮影:畔田藤治)

参考文献

  • 杉山真紀子編『萬來舎 谷口吉郎とイサム・ノグチの協奏詩』鹿島出版会、2006年。

© Keio University
This article is from the free online

Invitation to Ex-Noguchi Room: Preservation and Utilization of Cultural Properties in Universities――旧ノグチ・ルームへの招待:大学における文化財の保存と活用

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