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移設問題が明らかにした価値の共有不足

移設問題が明らかにした価値の共有不足

ノグチ・ルームは本来の姿を留めることができないまま、2003年に移設されました。この移設問題について詳しい渡部先生に新倉先生がインタビューしました。動画でご覧ください。

移設後の旧ノグチ・ルーム
(©️慶應義塾大学アート・センター/撮影:新良太)
 
旧ノグチ・ルーム1 階をつないでいた螺旋階段だが、現在はどこにもつながっていない
旧ノグチ・ルーム2 この螺旋階段は分解されず、第二研究室解体時に取り外されて現在の場所に移設された
旧ノグチ・ルーム3 かつて壁があった部分を通して室内を見る
旧ノグチ・ルーム4 暖炉両脇の柱も、天井が撤去されたために途中で途切れている
旧ノグチ・ルーム5 天井がなくなったため、2階の窓からも光が降り注ぎ、移設前よりも明るい室内になった
旧ノグチ・ルーム6 南館(法科大学院棟)3階テラスに移設された、旧ノグチ・ルームが入る第二研究室の一部。現在三田キャンパスに残っている谷口建築は移設されたこの部分のみ
旧ノグチ・ルーム7 直線を主体とし、窓を連続させるモダニズム建築の特徴に、三田演説館から採用した上下窓を組み合わせている。水平に突出するカンチレバー構造の庇もモダニズム建築家である谷口の面目躍如である
移設前のノグチ・ルーム  
ノグチ・ルーム内部から窓の外 室内から庭園と《無》を望む。この景色にこそ、ノグチが込めた総合芸術が現れている。(撮影:平剛)
ノグチ・ルームと無 《無》から見た第二研究室。キャンパスの外縁に配置されたこの庭は第二研究室によってキャンパスから遮蔽され、静かな空間を作り出していた(撮影:平剛)

平面図 3F平面 移設前と移設後の平面図を比較すると、ノグチ・ルームがあった部分だけが切断された移設されたことがわかる

This article is from the free online

Invitation to Ex-Noguchi Room: Preservation and Utilization of Cultural Properties in Universities――旧ノグチ・ルームへの招待:大学における文化財の保存と活用

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